Tern Verge P9 (2015年モデル)特徴

 

Verge P9は、ハイエンドモデルコンセプトを引き継ぎ高コスパ実現

 

1. 走行性能と主要コンポーネント

 

  • ドライブトレイン:
  • リアディレイラにロードバイクのエントリグレードShimano SORA (9速)採用、スポーツ走行に十分な性能
  • カセットは11-32Tで、幅広いシチュエーションに対応
  • クランクは**FSA Vero (55T)**で、ミニベロながら高速走行に有利な大径チェーンリング
  • フレーム:
  • アルミフレーム使用、ペダリングの力をしっかりとスピードに変えることができます。
  • タイヤ:
  • SCHWALBE KOJAK (20×1.35) 採用、快適な転がり感とグリップ性能

 

2. 利便性と独自機構

 

  • 折りたたみ機構:
  • Tern独自のPhysis(フィシス) 3D鍛造アルミ製ハンドルポストや、Magnetix 2.0クリップシステムなどにより、折りたたみやすさと展開時の高い剛性を両立
  • 折りたたみサイズはW79×H72×D38cmとコンパクト
  • ハンドルポストの変更 (途中ロット):
  • 2015年モデル途中のロットから、ハンドルポスト長が390mmから350mmに変更、日本人体型にマッチ、走行安定性向上
  • 便利機能:
  • グリップエンドには4/5/6mmの六角レンチ内蔵、簡易調整やトラブルに対応
  • センタースタンドチェーン落下防止パーツが標準装備。
  • 将来的なフロントダブル化に対応できるフロントディレイラー台座が装備

 

評判・評価

 

概ねコスパに優れ、完成度の高いモデルとして評価されています。

  • コスパの高さ:
  • ハイエンドモデルの「X10」コンセプトを半分の価格帯で手に入れられる**「的を得たバイク」**として高評価です。
  • このスペックで10万円前後の価格設定は「落しどころ」が良いとされています。
  • デザインと剛性感:
  • デザインや仕上がりが良い
  • 高剛性フレームにより、**「ロックソリッド(岩のように強固な)」**なフィーリングで走行が非常に良いというレビューも。
  • 拡張性:
  • フロントディレイラー台座があるため、後々フロントダブル化といったカスタムの楽しみが広がる点が評価されています。
  • その他:
  • 折りたたみは非常に簡単

 

Tern Verge P9 解説

  • ペダル側ギアがとても大きく(55T)、かなりスピードを出すことができます。
  • フレーム剛性(強度)が高く、また軽量アルミフレーム使用で、「ペダルをこぐ力」を効率的に「走り」に変えるので、軽快に走ることができます。
  • 変速機(リアディレイラー)にはスポーツ自転車に使われる「SHIMANO SORA(シマノ ソラ)」使用。
  • フロントディレイラー台座がついています。これにより、ペダル側のギアを2枚にすることができます。2枚にすると18段変速になり、急な上り坂ではさらに軽いギアが選べるようになります。
価格: 104,976円(税込) 送料 1,980円+税~ 
重量 11kg(ペダルを除く) タイヤサイズ 20インチx1.35
仏式バルブ
変速 9段変速ギア 折りたたみサイズ D38 x W79 x H72 cm
レッド/ブラック
その他 アルミフレーム、キックスタンド

ギア/変速機

Tern Verge P9の変速機には、ロードバイクなどのスポーツ自転車に使われる「SHIMANO SORA」使用。

軽い操作で正確に変速できます。「ペダルをこぐ力」を効率的に走りに変えます。

変速は9段変速です。

一番軽いギアの「ペダル1回転で進む距離」は約274cmです。
スポーツ自転車のような軽いギアです。

一番重いギアの「ペダル1回転で進む距離」は約797cmです。

 

自転車は軽量であるほど、加速も減速もカーブも少ない力で済むので走ることが楽。特に軽いことは上り坂で最も効果を実感できます。

そしてフレーム強度が強い(剛性が高い)ので、「ペダルをこぐ力」を無駄なく「走り」に変えてくれます。ペダルが軽く、速く走ることができます。


Double Truss(ダブルトラス)3Dフレームテクノロジー

「tern(ターン)」ブランドの全モデルに採用されている強度の強い(剛性の高い)フレームです。

ペダルをこぐとフレームに力が加わります。このときフレームの強度が弱いと「ペダルをこぐ力」を逃がしてしまい、走りに無駄が生じます。すると、ペダルが重く感じたり、あまりスピードが出なかったり、疲れやすかったりします。

一方、フレームの強度が強いと「ペダルをこぐ力」を逃がさないため無駄なく「走り」に変えてくれます。走りに無駄が生じないため、ペダルが軽く、スピードも出て、疲れにくい自転車になります。

これがフレームの強度が強いことのメリットです。

三角形は構造物の強度をとても強くします。

このフレーム「ダブルトラス3Dフレーム」は、三角形を二つ使用することでフレームの強度を高くしています。ペダルをこぐ際のフレームのねじれなどを計算して3D(立体的な)フレームにすることで、いくつもの方向から加えられる力に対して強くなっています。

フレームの強度を強くすることで、「ペダルをこぐ力」を無駄なく走りへと変えるため、軽快に走れます。自転車に乗る人の能力を最大限に引き出すための最新技術を用いています。


OCL Joint(OCL ジョイント)

フレームの折りたたみ部分には、「OCLジョイント」が使われています。

OCLジョイントとは、主に折りたたみ部分の接触面積を大きくすることで強度を高くし、固定力と耐久性も高くした折りたたみ技術です。

フレームの折りたたみ部分の強度や固定力が高くなると、「ペダルをこぐ力」を逃がさずに効率的に「走る力」に変えるため、軽快に走れるようになります。

操作レバーにはオートロックシステムを内蔵しているため、レバーを閉じると同時にセーフティロックがかかる安全設計になっています。

折りたたんだ際も突出が少なく、きれいで完成度の高い折りたたみシステム(ヒンジシステム)となっています。


折りたたみ方法

N-Fold Technology(N フォールド テクノロジー)


↑折りたたみ方の映像です

サドル(イス)を下げます。

ハンドルの下の棒(ハンドルポスト)を折りたたみます。

フレームの中央部分から半分に折りたたみます。


ペダル

ペダルも折りたためます。折りたたみペダルです。自転車を折りたたんだ際に、ペダルも折りたたむことができるのでよりコンパクトになります。

Magnetix 2.0

折りたたんだときに、前輪と後輪の中心部を磁石でくっつけて固定します。

持ち上げるときに簡単に開かず固定されていると、ガタガタしないのでとても持ちやすくなります。


BioLogic Arx Grips with T-Tool(バイオロジックデザイングリップ)

ハンドルのグリップ(にぎり部分)は、握った際に手のひらをサポートするようになっているので、長時間走行する時の指や手首の痛みを軽減します。


T-Tool(Tツール)

グリップの端(グリップエンド)には、4mm / 5mm / 6mm の6角レンチ(アーレンキー)を収納しています。これにより、修理が必要なときにも工具が手軽に取り出せます。


Physis Handlepost(フュシス ハンドルポスト

ハンドルの下の棒(ハンドルポスト)の折りたたみ部分です。

フックを解除しながらレバーを引くことで開けることができます。

オートロックシステムを内蔵しているので、そのまま閉じるとセーフティフックが自動的にかかる安全設計となっています。

固定力と耐久性、操作性に優れた折りたたみシステムです。


Shimano Alivio Shifter(シマノ アリビオ シフター)│Tern Verge P9(ターン ヴァージュ P9)

スポーツ自転車に使われるギアの変速装置(シフター)です。

レバーを使って変速(ギアチェンジ)します。軽く、そしてスムーズに変速できます。


Main Stay Chain Guide(メインステイ チェーンガイド)

ペダル側のギアからチェーンの脱落を防ぐ「チェーンガイド」搭載。

チェーンを包み込むようになっていて、チェーンが外れないようにガード。


Luggage Socket


※ラゲッジ ソケット

前カゴ(バスケット)やバッグ(フロントバッグ)を装着するための「ラゲッジ ソケット(差込口)」が取り付けられています。

ヘッドチューブ(ハンドルと前輪の間)にあるバッジ(Tern ヘッドバッジ)を取り外すと、「ラゲッジ ソケット(差込口)」が現れます。


そこにオプションパーツの「Luggage Truss(ラゲッジ トラス)」という取り付け器具(アダプター)を取り付けて、オプションパーツの前カゴやフロントバッグやラック(棚)を装着

ハンドルやフロントフォーク(前輪をはさむように支えている棒状のパーツ)に前カゴを取り付けるママチャリに比べて、ハンドル操作に影響を与えないヘッドチューブに前カゴを取り付けるので、重い荷物を入れてもハンドルが重くなりません。

取り付け器具(アダプター)の「ラゲッジ トラス」は、軽量で強固なアルミニウム素材を使用しており、強度が強い構造をしているので、耐荷重(積載重量)は7kgとなっています。一般的なママチャリの前カゴも同じくらいの耐荷重なので、かなり強度が強いことになります。なお、これは器具の耐荷重なので、使用する前カゴやフロントバッグによって耐荷重は変わります。

また、取り付け器具の「ラゲッジ トラス」は「Klickfix(クリックフィックス)」に対応しているので、前カゴやフロントバッグなどをワンタッチで取り外し(着脱、脱着)できます。

したがって、例えば「クリックフィックス対応のフロントバッグに荷物を入れて前カゴのように自転車に取り付けて走行して、目的地に着いたらフロントバッグをワンタッチで取り外して肩に下げて歩いて移動する」といった使い方もできて便利です。

取り付け器具の「ラゲッジ トラス」には、鍵(かぎ)も付いています。クリックフィックス対応の前カゴを装着した場合は、バッグと違って自転車から離れるときにいちいち前カゴを持ち歩くのは面倒ですが、前カゴを装着したままだとワンタッチで取り外しができるため、前カゴを盗まれる恐れがあります。

しかし、カギがついているので、前カゴを装着した状態でカギをかけておけば、前カゴを装着したまま自転車を離れても前カゴを盗まれる心配がなく、盗難防止になるので安心です。

オプションパーツ(別売り品)のクリックフィックスに対応した前カゴもフロントバッグも、多くの種類があります。サイズが大きいものや小さいもの、防水加工しているものなど様々です。

また、オプションパーツの中にはクリックフィックスに対応したラック(棚、フレーム)もあり、ラックには普通のバッグをベルトで固定することもできます。これにより、「普通のバッグを自転車の前方に固定して自転車に乗り、到着したら普通のバッグを取り外して持ち歩く」ということもできます。


フロントディレイラー台座

サドルの下の棒状のパーツ(シートチューブ)には「フロントディレイラー台座」があります。

これにより、ペダル側のギアを2枚に増やすことができます(フロントダブル化)。2枚にすると、より軽いギアで走れるようになります。急な上り坂でもより軽いギアがあれば、軽い力でペダルをこぐことができるので、さらに楽に走ることができます。

本格的にスポーツ自転車の走りを楽しみたくなったら、あとからペダル側のギアを増やすといいでしょう。

まとめ

Ternブランド特有の剛性の高い(強度の強い)フレームを使用しているので、「ペダルをこぐ力」を効率的に「走る力」に変えて、軽快に走ることができます。

ギアなど駆動系のパーツ(コンポーネント、ドライブトレイン)にはスポーツ自転車に使用するパーツが使われています。より速く走れて、ギアの切り替えもスムーズに行えます。

小径車にしてはタイヤ幅が細いです。そして、溝がないスリックタイヤを使用しています。これにより、さらにタイヤがスムーズに転がるので、いっそう軽く走れます。