2021年5月更新
<ホイールサイズ表記の例>
たとえば上記の例の場合、ホイールサイズは次のとおりです。
ホイールの直径のことで、インチ表記。リムはホイールの外縁部分を指します。
ホイールの横幅。タイヤをはめ込む部分の幅がインチで表記される。
リム幅は各タイヤメーカーによって、ある程度の適合幅が設定されています。
適合幅とは、タイヤ幅と適合するリム幅の許容範囲のこと。
タイヤとの適合性を高めて走行時の安全性を保つために、必ず適合範囲内でタイヤとホイールを組み合わせる必要があります。
フランジ形状とは、ホイールとタイヤが接合する部分の形状のことで、アルファベットで表記されます。
「J」または「JJ」が一般的で、「B」「K」「L」などの形状も一部残る。
「J」と「JJ」で走行性能に差はありませんが、JJのほうが0.5mm程度フランジの頭頂部が高く、タイヤを装着した際の見た目が若干異なります。
ホイールを車体に固定するボルトの穴数。
ボルト穴を結んでできた円の直径のことでmmで表記される。
国産の普通車では100mmまたは114.3mmが主流。P.C.Dが合わないホイールは装着できません。
リム幅の中心線からホイールの車体取り付け面までの長さで、mmで表記される。以前は「オフセット」と呼ばれましたが、2008年に呼称が「インセット」に統一されました。
インセットの数値が大きい→取り付け面がリム幅の中心線より外側になるホイール全体が車体の内側方向に引き込まれる形(インセット)になります。
インセットの数値が小さい→取り付け面がリム幅の中心線より内側になり、ホイール全体が車体の外側方向に突出する形(アウトセット)になります。
また、リム幅の中心線と取り付け面が同じ位置であれば、ゼロセットと呼ばれます。
なお、インセットが許容範囲内に収まらないホイールは取り付けができません。